豊中市を中心に5棟の賃貸物件とロードサイドの店舗物件を所有されるB様(個人企業)は、お父様の代で農地転換によって賃貸経営を始められたオーナー様です。
コモドスペースが最初に空室解消させて頂いた物件は、大阪府住宅供給公社が20年間借り上げて転貸借する特定優良賃貸住宅として建設された47戸の賃貸マンションです。この物件は、新築以来、公社が管理運営していたのですが、20年の借上げ期間満了を目前にして約30%の空室を抱えていたのです。30%の空室を一度に返されても困る事から公社との話し合いの上、空室部分を少しずつ返して頂き、オーナーB様がその都度采配して改装し、賃貸募集していたのですが、借上げ時の賃料を大幅に下回る賃料設定にせざるを得ない状況でした。 また、改装工事の内容や内装デザインについても相談できる人が居ないという悩みを抱えておられました。
そんな折、情報集収の一環として参加された2010年の賃貸住宅フェアにおいて弊社の出展ブースに立ち寄られたことがきっかけで、コモドスペースにご興味を持たれ、弊社主催のモデルルーム見学会にご参加いただきました。
家賃を上げるためのバリューアップ提案
オーナーB様の一番のお悩みは、既存の業者さんで改装しても募集賃料を上げることができないということでした。そこで、弊社は、建物の外観や共用部、現状の空室を詳細に確認させて頂くとともに、周辺のライバル物件の調査を行い、家賃を上げても周辺のライバル物件に勝てるバリューアップ提案を行いました。オーナーB様より弊社の提案をご採用頂き、3室のリノベーション実施させて頂いたところ、従来の改装した部屋と比べて約20%の賃料アップに成功し、空室を解消することが出来ました。
今回のケースでバリューアップに成功した要因は、弊社の建物診断で、既存の建物の価値を正確に評価することができたことだと考えています。具体的に申しますと、今回の建物は新築時からオートロックが設置され、モダンなタイル張りの外観や屋根付きの敷地内駐車場も完備されており、周辺の分譲マンションにも劣らない仕様で建築されていたからです。その建物に相応しい、住宅設備や内装デザインを施すことにより、賃貸物件として全体のバリューアップに成功したのだと考えています。
最初に改装させて頂いてから約5年が経過しますが、他に所有されている物件も含めて空室が出る度にご発注を頂き、今では累計55室の空室を解消させて頂いています。先程の物件は、関東からの転勤ファミリーの人気物件となり約6割は法人契約で入居頂いています。
コモドスペースの提案を最初に受けたときは、これまで他社から受けたことのない内容で非常に良かった。実際に、提案内容に沿って発注したときも、希望した賃料で想定通りの客付けが出来た。 それ以来、空室が出る度に適切な改装提案をしてもらい、改装後の客付けもスムーズに進んで、常に満室に近い状態で経営が出来ています。その上、入居者さんへの日常の小まめな修繕対応も行って貰いたいへん助かっています。コモドスペースの一番いいところは、真面目な会社と従業員だと思います。小さなリフォーム業者はいいかげんで対応が遅いところが多く、大手の会社は工事費が高い。コモドスペースは賃貸オーナーにとっては非常にバランスがいい業者さんだと思います。